著者名 Scott Tennant (スコット・テナント)
翻訳者名 石井 貴之
編著者 編:Nathaniel Gunod
出版社 atn
本書は、著者がテクニックの訓練やウォーム・アップ方法について、数年前から教えたり書きためてきたものを発展させ、まとめたもので、課題別に問題点を解決するためのものです。
本書のエクササイズや譜例は、ユニークかつテクニック的にチャレンジしがいのあるものばかりです。
本書は、ギターを学ぶ人たちが、自分自身の練習方法を見い出し、それぞれが必要としているテクニックを考案するための手引書として役立ちます。
本書には、新たに4つのすばらしい新曲をBrian Head とAndrew York がそれぞれ2曲ずつ、書き下ろされています。
生徒も先生も、本書を読むことで、前向きにクラシック・ギターにおける問題を解決する方法を見つけられるでしょう。きっと上達する道がひらけるはずです。
『はじめに』より
本書はギターのテクニックについて書かれたものです。まず初めに伝えておきたいのですが、本書で扱うマテリアルは、私自身の経験に基づいて書かれているものです。また、技術的なエクササイズの多くは、私の演奏能力の向上に役立ってきたもので、そのうちのいくつかは現在でも私が毎日練習しています。
本書タブ譜付クラシック・ギター・テクニック(Pumping Nylom)で目指すゴールは、さまざまなテクニックに関する問題を解決するためのアイディアを提供することにあり、執筆の目的は、いままでの教則本とは違ったものをつくることでした。実際に、他でははっきりと説明されていないと思われる、いくつかのテクニックに関する内容に焦点を当てられたと思います。本書で扱った議題は、過去10数年にわたるマスタークラスやプライベートレッスンの現場で、幾度も生徒たちによってもたらされた、数々の問題点を解決するためのものです。
本書で扱うエクササイズや譜例は、ユニークかつテクニック的にチャレンジしがいのあるものばかりです。例えば、バッハのダブル(無伴奏ヴァイオリン・パルティータNo.1、クーラント)の場合、ソロ・ギター用にアレンジされたものからすべてのベース・ノートを取り去り、心地よいフィンガリングを考え、効果的なスケールとストリング・スキッピング(弦の跳躍)の練習になるようにアレンジしました。
本書では、ギターにおけるすべての課題を扱うことはしませんでした(1冊の本ではとても収まりきりません!)。読者のみなさんには、自分自身の練習方法を、必要に応じて考案してほしいと強く願っています。なぜなら、それぞれが必要としているテクニックにはかなりの違いがあるからです。
本書により、あなたがもっている疑問に対する答えが見つかることを願います。
-Scott Tennant
《本書の主な内容》
左手のテクニック
右手のテクニック
フラメンコ・ギターの奏法テクニック
毎日の練習とウォーム・アップ
トレモロ
スケール練習
アルペジオ